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介護士・看護師・ご家族必見 リハビリパンツの正しい履きかた・履かせかた
話は変わるけど、介護現場でリハビリパンツを患者さんや利用者さんに履かせる機会ってあるでしょ?
「悪い例」リハビリパンツの履きかた
よくあるリハビリパンツの履きかたではないだろうか?
一見、正しいようにも見えるのだが、「最後の仕上げ」が出来ていないのがお分かりだろうか。
「良い例」リハビリパンツの履きかた
最後の部分だけ解説すると、指で指している「コマネチライン」が鍵となる。
「悪い例」では、「コマネチライン」には触っていないが、抜群のフィット感を作り出すためには、「コマネチライン」の操作は必須である。
まず、片方のコマネチラインをつかみ、鼠蹊部に添わせながら(少し内側にいれながら)斜め外に引き上げる。
そして、次は反対側も同様に。
「キュッ、キュッ」
これをするかしなかいで、フィット感が全く違うし、横漏れの防止にもなる。ぜひ、試していただきたい。
介助する場合も同様で、「最後の仕上げ」をお忘れなく。
オムツを取り外したい人にオススメな記事
「応用編」リハビリパンツの最強の履き方
ご覧いただけただろうか?
この履き方が最強の履き方である。
細かく解説していこう!
リハビリパンツの正しい履き方の手順
まず、リハビリパンツを履く前にすべきこと
手を入れてまず横に広げます。その状態で中を覗いてみましょう。
青い点線の部分が立体ギャザーと呼ばれる、いわゆる尿が外に漏れないようにする防波堤のようなもの。ふにゃふにゃしていてしっかり立っていないことが分かります。
次は縦に伸ばしてみよう。同じように中を覗くと、、、、
「な、なんと立体ギャザーがビンビンに立っているではないか」
これをリハビリパンツを履く前に忘れずに行おう。
リハビリパンツの持ち方を工夫する
おそらく90%以上の方のリハビリパンツの持ち方は上の写真のように、パンツの上の部分を持って引き上げる。
しかし、オムツマンは違う。
さあ、見て欲しい。
オムツを丸めて、全部一緒に持っているのが分かるだろう。
握力のない方でも、この持ち方であれば大丈夫だ。
オムツの上げ方のコツ「Tバックを作れ」
Tバック、もしくはふんどしを意識してみよう。
まずは、前。
次に、後ろ。
また、前。
最後に後ろ。
フィット感があるリハビリパンツ
何も意識せずに履く感覚とは全く違う。
ぜひ、一度試してみてくれ!
オススメの男性用軽度尿失禁パッドをオムツマンが体験した記事はこちら
おすすめリハビリパンツ
Amazonレビューより引用1父の体が弱り、トイレに間に合わず汚してしまうことが多かったが、
このパンツを履いていればうっかり漏らしても安心できる。
本人が漏らすことにより自尊心が傷つくのではないか心配だったので、
こちらも安心していられる。2他のメーカーの製品に比べて、ウエスト部分の伸びが少なくて着脱が少し窮屈な感じでした。3
認知症と診断されている父用に購入しています。
昼間は薄型、夜はリハビリと使い分けています。
自分から外に出たがらないので昼間は着用していないのですが、これのおかげで夜の安心感が増しています。
おすすめ動画 おむつのあて方・使い方
いろいろな方法があるので、患者・利用者・介助者がお互い気持ちよい方法を一緒に考えていこう!
まとめ
リハビリパンツ の履き方・履かせ方を学んだ。
ぜひ、一度体験して見て欲しい。
足の動きが全然違うことが分かるのだ。