おすすめ記事
【衝撃】拘縮の原因はおむつ交換かも?
スポンサーリンク

Contents

【衝撃】拘縮の原因はおむつ交換かも?

いくら療法士が20分で関節可動域訓練をしても、おむつ交換の際に、患者・利用者を「モノ」のように、コロンコロンと転がしていれば、拘縮はますますひどくなります。

また、パッド内に排泄した状態をほったらかしにされたら、不快な感覚から、常に筋緊張を高めた状態でリラックスした姿勢をとれません。睡眠障害にも繋がるでしょう。

おむつ交換をして筋緊張があがったても30分後にはじわじわ緊張が緩んできます。そうすると股の隙間があいて、横もれにも繋がります。

その他、「おむつの重ねあて」や「サイズ」の問題などでも、ゴワゴワするなどの不快感から拘縮につながります。まずは、医療・介護職がこうした経験を体験してみましょう。

スポンサーリンク

おむつ情報局(Facebookページ)

おむつの情報は、オムツマンの知り合いの八木さんが運営されているおむつ情報局が分かりやすい。

私が書いた記事中心に八木さんのお写真を借りながら説明していくよ。

詳細はこちら。

おむつの基礎知識

おむつ宅急便の八木さんが運営しているおむつ情報局でおむつの資料は著作権フリーで公開しています。

今回、八木さん主催の研修会「まち歩きおむつセミナーin大阪千林」に参加してきました。

びしょびしょのパッドを当てて、大阪の商店街を1時間程度歩きました。

ランチのため椅子に座った瞬間、気持ち悪すぎて、立ち食いそばが食べたいとこのときほど思ったことはありません。

おむつの種類

軽失禁パンツ

股の部分に吸水性加工のあるパッドが下着と一体となっているパンツです。

軽度の尿失禁であれば十分に対応できます。洗濯もできますが、他の洗濯物と分ける必要や、特殊な洗剤を使う場合もあります。

これまで書いた記事の中でおすすめな商品です。

こんな商品がオススメです(男性用)

こんな商品がオススメです(女性用)

パンツ型おむつ

「リハビリパンツ」と呼ばれているものです。

以前書いたオススメのリハビリパンツ記事はこちら。

紙パンツで尿を吸収するために陰部の部分は厚い構造をしています。

便利ですが、デザイン性は乏しく使い捨てのためコスパも悪いです。しかし、最近ではいろいろな工夫がされています。

まるで下着は有名ですね。

こんな商品がオススメです。

最近では、ブルーピンクのリハビリパンツもあるんです。

ローライズの商品も多く販売されてきています。
これを履けば、後ろからみてもおむつを履いているのが分かりにくいですね。

ホルダーパンツ

紙・布パッドと併用して使用します。鼠径部のフィット感があり、パッドのズレも起こりにくいです。

通気性もよいので皮膚トラブルも防ぎます。繰り返し使用できますのでコスパも良いのが特徴です。ある施設では、おむつをホルダーパンツに変えただけで、 数百万円の利益がでたようだ。

以前書いたGUNZEさんのボクサーパンツはこちら

こんな商品がオススメです(男性用)

こんな商品がオススメです(女性用)

 

テープ止めパンツ

寝たきりの方などに使用される場合は多いテープ止めパンツ。

見た通り、ゴワゴワ感が不快。紙パッドと併用で使用することが多い。

テープ止めおむつのオススメ記事はこちら

こんな商品がオススメです

布おむつ

大人用はあまり見なくなった布おむつ。

皮膚トラブルのある子供用では使用されている場合もある。

こんな商品があります。

三露産業 布おむつ5枚組 104001

三露産業 布おむつ5枚組 104001

Amazonの情報を掲載しています

フラットタイプはインナーには適さない

通常、おむつ交換の際に、ベッドが汚れないように使用するフラットパッドが、尿漏れのために、横に当てて使用する場合なども多い。

通気性も悪く、給水量も少ないことから、あまりおすすめできない。

立体ギャザーが重要

立体ギャザーが防波堤のように、尿漏れを防いでくれる。装着前には必ず立体ギャザーを立てることを忘れずに。

パッドを重ねると

病院・施設でよく見かける「パッドの重ねあて」。

理由をきくと、「1枚では漏れるから」。

写真のように、パッドを重ねれば重ねるほど、おむつの立体ギャザーを越えてしまうリスクがある。

原則、アウター1枚、インナー1枚で対応しましょう。

パッドの透湿性(通気性)

片面タイプと両面タイプに分かれる。

ムレ・かぶれが気になる場合は、両面タイプをおすすめする。

全吸収と部分吸収

1回あたりの排尿量が400mlだったから、500ml吸収するパッドを買っておけば安心だろうと思っている方は要注意。

部分吸収では、吸収量が300ml以下だったりするので、残念ながら漏れてしまう。少し吸収量に余裕のあるパッドを選択しよう

実験した記事はこちら

まとめ

今回は、おむつ交換で拘縮がおきる可能性についてまとめた。

最近では、いろいろな種類の排せつ商品がある。

知っているか知らないかの差は大きい。

医療・介護職の皆さんは、しっかり勉強しよう。

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事