どうも!
前回の記事で、生理用ナプキンの吸水力のなさに、驚きを隠せないオムツマンだ。
見た目は似ているのに、あれほど役割が違うものかと勉強になったぞ。
本日は、前回の続きで、たっぷり水を吸収した尿とりパッドと生理用ナプキンを破って、その中身を分析してみようじゃないか。
Contents
生理用ナプキンの中身【構造】
ズレ止め材:ホットメルト粘着剤
生理用ナプキンの商品パッケージには細かい情報が書かれていないが、まず、肌に直接触れる液体をとにかく素早く通過させ、液体が表面に残らない表面材(ポリエステル、ポリプロピレン)、液体を吸収する吸収材、吸収を促進するポリマー、漏れないようにする防漏材、フィットするようにズレなくするズレ止め材で構成されている。
紙ナプキンと呼ばれているが、木からできているわけなく、石油化学製品である。
漂白剤が使われ、さらに香りをつけるため香料なども使われている。
そのため、身体にとっては、長時間使用してよい事は何もない。
世界的にも、モデルのローレン・ワッサーさんが義足になった原因として、タンポンに含まれる有害化学物質が原因だったことからも、最近では、紙ナプキンから布ナプキンに変更される女性も多い。
話題の布ナプキンはこちら↓
尿とりパッドの中身【構造】
結合材:スチレン系エラストマー合成樹脂
裏面に書かれているけど、見るからにカタカナで身体には悪そうだ。
あえて、身体に触れる表面には、かぶれにくいようにコットンを使用している製品もあるぞ。
① 尿が表面材を通り、吸収材であるポリマー(ポリマー粒子が粗い層)を通って、吸収紙に到達する。
② 吸収紙表面で横に広がり、吸収紙に沿ってポリマー下層を覆うように拡散する。
③ ポリマーの一番下層(ポリマー粒子が細かい)に吸収され、ポリマー下層でゼリー状に固められる。
④ 2回目~3回目の尿は、ポリマー下層から徐々ににポリマー上層へと吸収され固められるため長時間対応可能。
引用:排泄ケアナビ
吸水後の生理用ナプキンと尿とりパッドの中身を触ってみた
思ったより感触は似ていたが、生理用ナプキンのほうが、バラバラではなく固まりとなり、吸水紙の割合が多かった印象だ。
ただあくまで、カミ商事さんの肌ともパッドとソフィはだおもいの違いである。
他の商品では異なる可能性もあるので、注意しよう。
まとめ
尿とりパッドと生理用ナプキンの中身を解剖し比較した。
見た目は似ているが、生理用ナプキンは吸収材も少なく、尿とりパッドより10倍くらい吸収量は少ないと報告されている。
実際、中身はいうと、見た目はそこまで変わらなかったが、ポリマーは尿とりパッドのほうが圧倒的に多かった。
女性用の尿とりパッドはこちらの記事でまとめたぞ。
一方、生理用ナプキンは、吸水紙漂白剤が使用されていたり、肌には有害の可能性があることが分かった。
布ナプキンなども検討してみよう。