大人用おむつ着用しないと働けない…、待遇改善求めるタイのバス車掌ら
これはいかんぜよ。若い女性がおむつの中で排尿しているなんて信じられない。
タイは、おむつが赤ちゃんや高齢者だけじゃなく、若い人も履いているのか?
だとしたら、とてつもなく安かったりするのか、早速「調査開始」だ。
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タイのセブンイレブンで調査してみた
タイのコンビニといればセブンイレブンだ。
早速、おむつが売っているか調査してきた。
大人用おむつは3種類も置いてあった。
テープ止めおむつは1枚50円程度であったが、リハビリパンツは1枚100円くらいする。
100円あれば、タイでは美味しいパッタイやカオパットが食べれてしまう。
異常に高いことが分かるだろう。
おむつの基本知識は以前こちらでまとめたぞ。
タイと日本のリハビリパンツの価格比較
なんと、日本よりタイのリハビリパンツの方が高いのだ。
アマゾンで調べたところ、日本ではリハビリパンツは1枚あたり50〜70円。
タイでは、1枚あたり90〜110円もしてしまうのだ。
しかも所得がタイの方が3〜4倍程度少ない。
大卒の初任給は日本が18〜21万で、タイは6〜7万円だ。
おむつや生理用品などは、ある程度の所得がある国でないと売れないと聞いたことがある。
日本ではあたりまえに使用するおむつも、他国では極めて高級品だということは頭にいれておいたほうが良い。
しかし違和感が残る
これだけおむつは高級品なのに、タイの公立の病院・施設にいる患者や入所者はおむつを装着している方が多い。
なぜかというと、タイでは寄付文化があり、輪廻転生の考え方のもと、寄付を含め、良いことをすると、自分や家族に還ってくると考えられているため、お金持ちがガンガンおむつを寄付してしまう(上写真)。
そのため、無駄なおむつ使用者が増えている現状もあるのだ。
タイのリハビリパンツの代表「certainty」
こちらがタイの代表的なリハビリパンツ「Certainty」。
この会社は、タイ証券取引所(SET)上場のおむつメーカーのDSGインターナショナル(DSGT)で、タイ以外にも、マレーシア、インドネシア、シンガポールの東南アジアで展開する有名会社だ。
しかし、申し訳ないがタイクオリティーが日本の製品の質に勝てるわけがない。
見た目だけでは、日本製品と比較しても遜色ない。
丸1日履いてみたが、特に日本製と比べて、はき心地も悪くなかった。
リハビリパンツの正しい履き方は以前まとめたぞ。
日本のリハビリパンツ「エルモアいちばん」
タイのリハビリパンツ「Certainty」と比較するのは、日本の病院・施設で使用されていることが多いかみ商事の「エルモアいちばん」。
理由は安いから。
330ccの吸水量と書いてあるので、中程度の尿漏れに対応できる。
まあ、日本の圧勝でしょう。
大きさ・形の比較
そこまで変わりはないが、「Certainty」の青い立体ギャザーが最初からかなり立っていたのは驚いた。
その他の部分は、特に変わりなし。
衝撃の結果を動画にまとめた
動画をみてもらえば分かるが、タイの「Certainty」が日本の「エルモアいちばん」よりも優れていた。
吸水スピードも早く、30秒後もサラサラだった。
う、うそだろ。
まとめ
まとめると、予想とは反し、タイの「Certainty」が日本の「エルモアいちばん」よりも優れていた。
日本の製品=世界一と勝手に思っていたが、考え方を変えたほうが良さそうだ。
アジア市場はこれからしばらくは成長著しいが、日本製品も頑張らなくては、中国含むアジアの国々に価格だけではなく、質でも負けてしまうぞ。