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陰部洗浄の手順【おしり洗いとタオル使用】
HCR2019でピジョンタヒラブースにお邪魔し、お尻の清潔ケアについて、教えてもらったぞ。
水を使わず、簡単にできるので在宅ケアでも、毎日入浴できないの方へ是非おすすめしたい。
介護者の清潔意識
日頃、便をおむつにする人を介護する人も、便をした後のおむつ交換では、75%の方が「洗ってあげたい」と思っている。
本人も、もちろん出来れば洗って欲しいはずだ。
高齢者の肌は刺激に弱い
おむつ内の肌は、汚れやムレで刺激に晒されている。
下痢便に含まれる消化酵素は、皮膚のただれの原因となり、拭くときに強く擦ると、皮膚に摩擦や傷が生じる。
さらには、蒸れると皮膚がふやけやすく、刺激に弱くなる。
現状の問題としは、洗浄液では皮膚トラブルに繋がり、お湯で流すだけでは、便の匂いも心配だ。
そんな問題を解決するのが、「おしり洗い」と「おしりタオル」である。
おしりケアの手順
まず、準備するものとしては、「おしり洗い」、「おしりタオル」、「手袋」だ。
羞恥心のために、タオルを二つ折りにして、タオルをかけます。
おしり洗いを2プッシュほど手に取ります。
まずは陰毛部分に泡をあて、毛をしごくようにして洗います。
次に、足を開いて鼠径部のシワの中に泡を入れていきます。反対も同様に行います。
徐々に気泡が大きくなり、汚れが浮き上がってくる。そうしたら、タオルを上にかけます。
足を開き、鼠径部の泡の成分を除去してください。
泡は下に流れていくので、細かく折っていただき前側は終了で、次はおしり側に移ります。
横向きになり、泡を2〜3プッシュくらい手に取ります。
円を描くように、泡をのせていきます。
タオルを上からかけます。
上から押さえるように拭いていきます。
上側を拭いたら、タオルを裏面(未使用側)にして、下側に当てて拭きます。
最後は、殿裂部の泡残しをタオルを細かくおり、下側と上側から汚れを拭き取り、最後に校門部分を拭き取って、終了です。
まとめ
HCR2019でピジョンタヒラ株式会社の「泡がやさしいおしり洗い」と「超吸収おしりタオル」を紹介したよ。
特徴は、 ⑴水を使用しない。 ⑵汚れを泡で浮かせて汚れがスッキリ落とす。 ⑶おむつ内の敏感肌にもやさしい低刺激処方だ。
毎日、お風呂に入れてあげれなくても、陰部は清潔に保ちたいよね。