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質問者
最近、考えることばっかで疲れちゃった。

オムツマン
考えるといえば、ロダンの「考える人」のポーズ。

質問者
なによ?

オムツマン
あの姿勢は、便秘の方にとって理想的な姿勢なの。

 
http://girlschannel.net/topics/219867/ より引用

とても面白い論文を見つけた。ロダン作の有名な彫刻「考える人」の姿勢は、お手本となる排便姿勢だったというもの(原文はこちらから)。

平成28年より「排尿自立指導料」が算定できるようになり、これまで以上に、排泄ケアに関して興味をもつ医療従事者が増えているように感じる。

特に、姿勢指導に関しては、理学療法士・作業療法士が介入しやすい部分であり、直腸性便秘に対して、「考える人」の姿勢を指導することは、便秘解消につながるかもしれない。前かがみになると、直腸肛門角が直線に近づき大きくなることで、無理なくスルッと排便できるのである。

「前かがみになる」

「踵をあげる」

「持たれて両足を上げる」

「足踏みをする」

など様々な意見がきかれた。人によっては、前かがみではなく、後屈姿勢の方が出やすいといった意見もあったのが面白く、個別性が高いことをうかがわせた。

直腸肛門角とは?

 

https://www.kaigo-web.info/kouza/maeuke/no2/ より引用

直腸と肛門のなす角。大きくなるほど直線に近づく。

通常座位では、角度としては、130°±15°。前かがみになると、角度が大きくなる。

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 アメリカで大ヒットの便秘解消グッズ

少し前にはなるが、「シェアしたくなる!日本人の知らないニッポンのこと」(TV東京)でも、便秘解消アイテムとして、スクワティポティーが紹介されていた。洋式トイレで和式トイレを実現するイメージだ。

肛門直腸角が大きくなるので、排便がしやすくなり、今まで、トイレに入ると、3分くらいは出てこなかった人が、1分に短縮するといった具合に、大変優れもの。

私の非常勤先でも上記写真の台を購入してもらい、利用者に試しているが、何名かの方から、「出やすかった」と報告をうけた。

購入しなくても、読み終わったジャンプなどで簡単に作製できるのでお試しあれ。

スクワティポティーとは?

コスパは最強かもね。私も持っています。

理想的な排便姿勢の4つのポイント

 http://www.kawamuranaika.jp/blog/2017/02/post-284-1369835.htmlより引用

1:前かがみ35度(腹圧がかかりやすくなる)。

2:両肘を膝の上につく(重さを斜め前方に流す)。

3:足台を使用することが望ましい(なければ踵を浮かし趾先に体重を流す)。

4:顔はやや下向き(前を向いたままでは腹圧が高まらない)。

*通常、排泄には力みや息みは不必要だが、便が固かったり、排便反射が弱くなったときには、腹腔内圧を高める必要がある。そんなときはイヌの排便に近い。

腹腔内圧を高める7つのポイント

1;腹筋を収縮させる。

2:横隔膜を固定するために、息をとめる。

3:内外肋間筋を収縮させて胸郭を硬くする。

4:両手を強く握り、上肢の筋肉も収縮させる。

5:歯を噛み、唇を食いしばり、目を強く閉じる。

6:股関節をさらに屈曲させ、腹腔をつぶす。

7:趾先で床を踏みしめる。

私が考える理想的なトイレ内環境

 

写真左から、①訓練室トイレ(できる)、②病棟トイレ(している)、③転帰先トイレ(将来する)の乖離は極力なくした方が良い。とくに、転帰先トイレ(将来する)の環境下で練習を繰り返す必要がある。

前にも書いたが、片麻痺の方への縦手すりの使用は、健側下肢優位での立ち上がり、立位姿勢につながりやすく、よほどの重度麻痺の方以外は、おすすめしたくない。以下のような手すりの提案をしている。

スクリーンショット 2016-07-16 19.40.53スクリーンショット 2016-07-16 19.40.59

トイレの手すりは、前支持できるようになるのがスタンダードになっていってほしい。この手すりは、パシフィックサプライのトイレ用サポート手すり。

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在宅のトイレにも使えて、使用したいときだけ出す前型手すり。

こんなトイレがいいですね。ちなみに京都の清水寺の公衆トイレにもこのような前型手すり(台)がついています。

その他の排泄に関連する福祉用具

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楽助さんは介護保険レンタル対象品でもあるので、もっと普及してほしい。福祉用具の情報はTAISで検索できる。

排泄用具選択のアルゴリズム

「はい」、「いいえ」で答えていけば、適切な排泄場所が分かり、排泄用具、吸収物品の方向性を導きだせるもの。

特に目新しいことはないが、新人看護師、療法士には便利。

第52回日本理学療法学術大会 部門企画セッション

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幕張にて開催される第52回日本理学療法学術大会でも、ウィメンズヘルス/メンズヘルス部門として、吉川先生の「排尿ケアに関する職種間連携と理学療法の可能性」を拝聴したが、会場は人で溢れかえっており、排泄ケアに対する関心の高さを感じた。

排泄ケアチームにおける理学療法士の役割に関する報告も何題かみられた。療法士も「どうしてカテーテルが入っているのか?」関心をもち、不必要な挿入は避けなければならない。

 

フィリピンに初めて行ってきた。とある薬局でオムツの調査。まず価格だが、かなり高い。リハビリパンツは14枚いりで1,030ペソ。日本円で2,250円くらいだ。平均月収が1〜2万くらいなので、どれだけ高いかお分かりだろう。オムツは富裕層しかまだ買えないアイテムだ。中国製が多かった。

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